争点が明確にならないままに代表選挙当日を迎えそう。

おはようございます。

島田紳助さんに関する報道から、この週末は代表選挙一色になって参りました。候補者が出揃い、公開討論会も行われました。派閥というかグループの有り方を考えると、5人の候補者の推薦人が気になっていました。鳩山前総理を中心とするグループが一枚岩になれるのかと注目していました。

最終的に、海江田氏、小沢鋭仁氏の一本化がなされましたが、鳩山前総理の側近である中山義活氏や政権公約を実現する会(鳩山G)会長の大畠章宏氏が鹿野道彦氏の推薦人に名を連ねています。果たして、海江田氏でどれくらいまとまるのでしょうか?

もう一つは派閥ではありませんが、松下政経塾出身者がどう動くのかも注目でしたが、前原氏・野田氏の推薦人にしっかりと塾出身者が入っていますが、海江田氏の推薦人には原口一博氏が入っています。最近は色々と松下政経塾出身者への批判が見られるようになっています。個人的には、政経塾出身者に敬意を表しています。難関の松下幸之助翁の試験を乗り越えてエリート教育を受けた方々です。私の先生である小野晋也さんは1期生です。野田佳彦氏も1期生なんですね。初期の幸之助翁が塾を設立し燃えている頃の塾生は大きな影響力を感じながら研鑽されてこられたものと思っております。そういった優秀な方がしかるべき立場で活躍されるのは当然だと思うわけです。同様に、日本の官僚の方々もとても素晴らしい能力をお持ちなんです。民主党政権は政治主導だとないがしろにしてきたツケが今の国難を更に苦しいものにしているようにも思えます。その官僚制の有り方も国民全体で考えていきたいですよね。何てったって超エリートですからね。政経塾の縦の関係があるならば長幼の序があっても良いでしょうが、野田氏と前原氏で政策は大きく異なるのでしょうか?

その中で、大ベテランの鹿野道彦氏も経験はずば抜けています。自民党に在籍し、安倍派の四天王(三塚博、加藤六月、塩川正十郎、森喜朗)に次ぐ存在でした。自民党時代に大臣も経験し、新党の代表も経験してきたベテランが新たな体制変換の為に動くというのはある意味においてアリなのかもしれません。前原氏の外国人献金問題については大臣を辞した事もあり、禊は済んだという風潮です。実は鹿野氏はかつて業際研というコンサルタント会社との関係で潔く所属政党を離党した事があります。1年で復党はしましたが。だとすると、前原氏は本当に過去の話なのかなとも思っているんですね。

いずれにしても明日には新代表が決まります。この5人の中で私達を幸福へと導いて下さるのは誰なのでしょうか?鹿野氏野田氏がどんな戦いをするのでしょうか。

私はこの夏、日本大学ラグビー部に帯同しています。俯瞰の目で見るスタッフとしてチームに携わるのは初めてです。今までは選手か取材かでした。中に入って見えてきた事はリーダーシップの重要性です。誰が引っ張るか、中心にいる人間がどんな発言をするか、リーダーのプレーが見事なまでにチームに大きな影響を与えます。そして、合宿期間に自然とリーダーを中心にチームがまとまり雰囲気がよくなってきました。菅総理在任中、私達は総理を中心に日本の雰囲気を変えてきたのでしょうか?

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