世田谷区の動きを見て墨田区を考える。

おはようございます。

今朝の東京新聞が伝えている世田谷区の医療費助成見直しのニュース。

中学生以下のお子さんを持つ方も持たない方も注目すべきと考えます。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011102502000020.html

これは東京23区全区をはじめとし、中学生以下の医療費が無料になるという制度で、各地でこの制度に助けられている方は多いと思われます。

そんな中で、医療費がかさんできたということで世田谷区が所得制限などをつけるなど見直しを検討という事ですが、

東京新聞が伝えるところ、

「世田谷区の財政運営の弾力性を示す経常収支比率(低いほど柔軟)は〇六年度以降上がり続け、一〇年度決算で87%と二十三区平均の85・7%を上回っている。」

となっているのです。これが見直しの理由の一つとするならば、私達の墨田区も経常収支比率を見ておかなければなりません。現在、墨田区では22年度について決算特別委員会が開催中ですが、21年度決算で90.2%という数字が出ています。23区中22番目の数字です。

私自身、墨田区の財政状況は危機的状況にあると区長選挙で主張しました。墨田区より、まだ経常収支比率の低い世田谷区が全面無料化から舵を切ったとすれば、墨田区も今後そういう傾向が出てきても何ら不思議ではありません。ましてや、人口が今増えているのが墨田区です。若い世代が増えれば、それに伴って子供達も増えるわけですから世田谷区を他人事と見過ごすわけにいかないのです。

特に墨田区議会は来月まで22年度の決算をチェックしています。予算と異なり、既に使ってしまったお金の決算ですから、今更、無駄使いがあっても戻ってきませんが、本当に区のため、区民のために税金が使われたのか、今一度、チェックされてみては如何でしょうか。

勿論、墨田区だけでなく様々な議会で決算委員会は開かれています。

10月25日

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