【有明アリーナ】五輪後への秘策!

おはようございます。東京都議会議員(墨田区)・都議会自民党最年少の川松真一朗です。さて、都が恒久施設として整備する③施設について連日メディアを賑わせています。今日は、バレーボール会場として整備する有明アリーナが「貴重な財産」となる為の秘策について触れて参ります。

 

まず、6月のオリンピック・パラリンピック等推進委員会の議事録を読み返して、このブログ最下部に記しておきます。

一部報道で、有明アリーナは横浜へとありました。比較検討する事は良い事です。どれがベストな選択肢か後世に胸を張った選択をすべきです。

 

6月のやりとりでメインとなったのは「有明アリーナ」の後利用について。都は年間の来場目標140万にとしました。私が後段の発言で、”この規模の”コンサートホールは都内に少ない事に言及しているのには理由があります。1万5000席が多過ぎて、負の遺産になるという主張に私は「現実」と「夢」をもって必要性を強調したいと考えています。

 

この6月以降に私が関係各社に取材をしながら出した結論は、この年間140万人を乗り越えられる可能性は極めて高いというものであります。例えば、1万5000席がフルに埋まって100日で150万人になるという単純計算が出ます。

 

でも、1万5000席を埋められるアーティストがそんなにいるのか?という疑問があるでしょう。実際には、都議会委員会の場では具体名は出さなかったが夏頃から担当部署の皆さんに机上の空論ではなくて◯KB48やLD◯といった人達と年間契約を事前に結べないのか?と話しています。すると、現状ではアリーナの管理体制も決まっていないのに難しいみたいな雰囲気になてしまいます。

 

私の調査の限りでは都内に1万5000席は貴重で上記のようなアーティスト達のグループが次々とライブ開催して下されば、アーティストにとってもファンにとっても、そして有明という土地にとってもハイレベルなレガシーが残ると思っています。当然、最初の取り決めの中で、スポーツ利用の日数も確保してライブとの共存共栄です。

 

近隣のディファ有明もプロレスファンにとっての聖地となりつつあります。最初はアクセスが大変かな?なんって思っていた方もいるでしょうが、もう気にはなりません。有明アリーナも室内競技と憧れアーティストの聖地として2020年以降に確立させられれば後世に胸を張って残せる施設になるのではないかと考えています。

 

スポーツ施設をスポーツ施設だけとして考えず総合的に考えていく視点が今までは少なかったように思えます。ロンドン五輪大会のバスケットボール、体操会場となった「O2アリーナ」が正にそれです。ボンジョヴィやプリンスがライブをやる一方で、NBAやプロレスもやる。ニューヨークのマディソンスクエアガーデンもありますね。

 

臨海部の反映の拠点作りに大きく貢献出来る施設になるのではと考えております。

夢物語かもしれませんが、夢を現実に、投資する分は必ずプラスの財産へと転じるべく努力をしていきたいです。

 

当然、税金の使い方ですから、私のような考えも広く皆様に噛み締めて頂いて末に、オール都民、オール国民が納得し手と手を携える施設整備、大会運営としていきたいです。

 

前回のボートの件でも大変多くの方から様々なご意見を頂いております。是非、アリーナ問題も沢山のご意見お智恵頂きたいです。宜しくお願い致します。

 

(参考:6月 オリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会)

◯川松委員 次に、個々の施設について質問いたします。
 まず、有明アリーナです。
 有明アリーナでは、スポーツやコンサートなどの多目的な活用により、来場目標を百四十万人としています。スポーツに限らず、文化、エンターテインメントなど幅広く活用していくことは、多くの都民に利用される施設としていくために有効なことであると考えます。
 一方、一部の競技団体からは、多目的利用を前提としたコンクリート床ではなく、一般的な体育館と同様、スポーツ利用に適した床にすべきという要望が寄せられていたと聞いております。
 こうした声も踏まえ、どのような対応を検討しているのかを伺います。
 


◯鈴木オリンピック・パラリンピック準備局開設準備担当部長 有明アリーナは、幅広いニーズに応え、多様なレガシーを創出していく観点から、メーンアリーナでは一万五千席の観客席を生かした大規模なスポーツ大会やコンサートを初めとしたイベント開催など、多目的な活用を進めることとしており、目的に応じた転換が容易なコンクリート床としております。
 こうしたコンクリート床ではなく、一般的な体育館と同様の床とすべきとの競技団体からのご要望に関しましては、これまで当該競技団体に都の考え方を丁寧に説明し、理解を得るよう協議を重ねてまいりました。
 その結果、メーンアリーナはコンクリート床とした上で、スポーツ利用に配慮いたしまして、一定期間、施設側で仮設の木製床を設置する予定としております。
 なお、サブアリーナは、当初より木製床としておりまして、都民のスポーツ利用を中心に考えております。
 このような対応により、有明アリーナ全体として、スポーツ、コンサートなど多様なニーズに応え、施設の有効活用を図ってまいります。
 


◯川松委員 コンサートなどで使う場合、この規模のものは都内に少ないとも聞いておりますが、さまざまな意見を受けとめながら、検討を進めていただきたいと思います。
 そして、大会後の施設の経営に与える影響にも配慮しながら対応していくよう、お願いをしておきます。

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