カジノ構想の未来は?

こんにちは。

最近、色々と墨田区内外を回っていますと東京都のカジノ構想について話題に上がります。

猪瀬知事は先週の都議会で「大人のディズニーランド」「社交場」といった発言をされたと新聞報道で見ましたが、どんなご意見が実際に多いのでしょうか?先日、熱海の有力者との懇談では「熱海カジノ構想」もお聞きしました。

例えば、昨日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで自由民主党の党大会が開かれました。品川駅前から多くの人が連なって歩く姿を見て、国民政党の全国組織力を感じた瞬間でもありました。同じ党の看板を掲げ、この国を良くしよう!ふるさとを良くしよう!という共通の思いの下、日々全国で活動している同志ですら、TPP交渉参加か否かという事だけでも大きく議論が分かれます。結果として、安倍総理総裁は交渉参加を決意しましたが、国民の不利益にならぬよう交渉を進めていかれるはずです。

他にも沖縄県民の思いも複雑です。アメリカとの協力関係は現状は日本にとって重要案件です。その事を、どれくらいの国民が考えているのか温度差があるのも事実です。ところが、民主党政権下の鳩山総理(当時)の軽挙妄動に右往左往させられました。これを民主党の責任だけに押しつけるのではなく、民主党を誕生させてしまった他党やマスコミ論調、しいては国民の責任も当然そこにはあります。実際に、沖縄の生の現場を見ずして「東京」だけで物事が決まっていく「雰囲気」も考えようです。テレビ、特に全国ネットの報道・情報番組は「東京」発のニュースが基本です。一部、日テレ系列のように大阪発のミヤネ屋やうぇーくアップもありますが。

私はこの基本体制を批判しているわけではありませんが、もっと地域を尊重し、持ちつ持たれつの関係も全体で感じていく必要があるのかなと考えます。東京の人は気付かないでしょうが、中央・地方の格差は大きなものがあります。そこへ来て、東京にカジノという事になれば、また東京だけ更に潤ってしまう可能性が高いので、全国の理解を得るのは難しいような気がします。もし、カジノ構想を進めるのであれば「国民全体の財産」としてのカジノ設置が必要だという認識です。当然、首都は東京ですから人の集まりはこの地に優る所はありません。注目はその売上金です。この利益は、「国民全体の財産」として東京以外で使うといったような理念もありではないかという意見があるのです。東京はそれに付随する観光産業だけでも大きな力が湧いてくるのですから。勿論、熱海のような地に作って再度観光地としての起爆財にする方法、あるいはカジノ設置に伴い新たな特区を開発する方法などそれは様々です。今後の議論がどう展開されていくのかこんな視点も如何でしょうか?

日本はギャンブルが好きな方が多いのかどうかは分かりませんが、少なくとも私の周りはギャンブルが好きでもギャンブルが上手な方は少ないというのが実感です(笑)

付け加えて、現在サッカーくじtotoの収益金は各競技団体に分配されています。決してサッカーの為だけに使われてはいません。このtotoの販売枠を広げて、売上金が増加が日本のスポーツ環境を整える事にもなります。物の考え方、発想でチャンスはいくらでも広がる一例です。ラグビーもサッカーのおかげという面があり、2019年ワールドカップ日本大会の為にも、皆さんにはtotoを楽しんで頂ければと言って歩いています。

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